ネットワーク環境でプロキシサーバーを使用してインターネットアクセスを制御している組織の場合、Monotype アプリはアプリケーションレベルでプロキシをサポートします。
企業の管理者である場合:
以下の URL をホワイトリストに登録することで、社内のユーザーが Monotype アプリにプロキシ情報を入力する必要がなくなります:
Monotype サービス:Monotype Fonts
Monotype 同期サービス: https://syncservice.monotype.com
ADS データサービス: https://ads-assets.monotype.com
PubNub サービス: https://skyfonts.pubnub.com
画像レンダリングサービス: https://render06.fontshop.com
Sentry サービス:アプリケーションパフォーマンス監視 & エラー追跡ソフトウェア
エンドユーザーの場合:
Monotype アプリでは、以下のプロキシタイプがサポートされており、アプリ内で設定することができます:
HTTP:認証あり/なし
PAC ファイルサポート:認証あり/なし
プロキシ設定を構成する
設定手順を以下に示します。
1.アプリのログイン画面にいる場合:右上の歯車アイコンをクリックし、メニューから[設定]をクリックします:
2.すでにログインしている場合:右上の歯車アイコンをクリックし、メニューから[設定]をクリックします:
3.[設定]ページの[プロキシ設定]見出しの横にある[編集]をクリックします。
4.[プロキシ設定]パネルが表示され、設定を必要に応じて構成できます。
5.プロキシ設定の変更を反映させるため、[リセット]をクリックして Monotype アプリを再起動します。
必要なシステム設定:
システムプロキシは、PAC ファイルやブラウザではなく、OS のネットワーク設定で設定する必要があります。
プロキシ設定は、ホスト名ではなく、IP で設定する必要があります。
Monotype アプリの最新バージョンをインストールする前に、以前のバージョンをアンインストールすることをお勧めします。
基本的なトラブルシューティング
Monotype アプリには、一般的なネットワーク接続問題を検出して解決するのに役立つ、次のようなトラブルシューティングツールが用意されています。
Monotype Fonts Web プラットフォームへの接続
外部アプリとの競合
フォントの同期
インターネット接続に関する問題
[トラブルシューティング]ページを表示するには、[設定]を開き、[トラブルシューティング]見出しの横にある[開く]をクリックします。この画面のオプションとユーティリティを見てみましょう。
ログを表示する:この機能は、アプリと BS のログを自動的に取得し、問題が発生した場合にサポートチームや開発チームと共有可能な ZIP 形式のログパッケージを作成します。インストール自体に問題がある場合は、これらのログを手動で収集する必要があります。
アプリのリセット:プロキシの詳細やフォントデータなど、すべてのユーザーデータをシステムから消去します。
ユニーク ID:ユーザーの端末を一意に識別する ID です。開発チームと共有し、サーバーログの場所を特定することができます。
バージョン:現在インストールされているアプリケーションのバージョンです。
ヘルプサービス :フォントを同期する際に、ユーザーの端末へフォントを配信する役割を果たす、BS(masSync)の状態を指します。
ネットワークアクセス:
インターネット接続:インターネット接続に問題がある場合に確認して、通知します
エンタープライズウェブ接続:Monotype のウェブサービスにアプリからアクセスできない場合に確認して、通知します
PubSub 接続:アプリが正常に動作するために必要な各種サービス間の接続状態を確認して、通知します
同期サーバー接続:Monotype Fonts ウェブプラットフォームとアプリの間でフォントを同期するために必要な接続状況をチェックします
プロキシ設定:以下のメッセージがプロキシ設定セクションで表示される場合があります。
自動プロキシが適用されました:プロキシはシステムレベルで設定されており、アプリ内では設定されていません
構成されたプロキシは認証が必要です:アプリに誤ったプロキシ資格情報が設定されています
メッセージが表示されません:プロキシ設定が正しく設定されています
ヘルプサービス(BS)が機能していない場合:アプリに[修正]ボタンが表示され、アプリを元の状態に復元できます。確認するには、システムのアクティビティモニターで以下の点をチェックしてください。
masSync プロセスと masMonitor プロセスが実行中であること。
上記の各プロセスの 1 つだけが実行中であること。
ログの収集
Monotype アプリは、ログファイルを簡単に収集して共有する機能を提供しており、問題が発生した場合にサポートチームが効率的にトラブルシューティングを行うことができます。
ログファイルの zip 形式のパッケージを自動で作成する方法は以下のとおりです。
1.[設定]ページで、[トラブルシューティング]見出しの横にある[開く]をクリックします。
2.[トラブルシューティング]ページが表示されたら、[ログを表示]ボタンをクリックすると、ログが以下のように生成されます。
以下の場所からログファイルを手動で収集して共有することもできます。
Mac OS
インストーラーログ:/tmp/bitrock_installer*.log
BS ログ:/Users/{Username}/Library/Application Support/Monotype desktop app/BackgroundService/masLog.txt
アプリログ:/Users/{Username}/Library/Application Support/Monotype desktop app/logs/app.log
Windows
インストーラーログ:C:\Users\AppData\Local\Temp\bitrock_installer*.log (include all files that match the given pattern)
BS ログ:C:\Users\AppData\Local\Monotype desktop app\BackgroundService\logs\masLog.txt
アプリログ:C:\Users\AppData\Roaming\Monotype desktop app\logs\app.log
Monotype デスクトップアプリ v6.4.4 をアンインストールする
Monotype アプリをシステムからアンインストールするには、アンインストーラーアプリケーションを実行します。アンインストーラーは、Mac および Windows の以下のパスにあります。
Mac:/Applications/Monotype desktop app/uninstall.app
Windows:C:\Program Files(x86)\Monotype desktop app\uninstall.exe
Monotype アプリを完全にアンインストールするために、以下の点に注意してください。
アンインストーラーが実行を終了してアンインストールが完了するまでお待ちください。
アンインストール後に、以下のフォルダーが存在するか確認してください。
Mac:/Applications/Monotype desktop app
Windows:C:\Program Files(x86)\Monotype desktop app
アンインストールが完了した後、これらのフォルダー内にファイルが残っている場合は、システムを再起動し、残っているファイルを手動で削除してください。